荒山公園(こうぜんこうえん)について
私が住む大阪の堺市にある公園で昔からその存在は知っており、実家からはほど近い距離にあるがほとんど行ったことがなかった公園。
私は被写体として、大きな風景の中で花や木々を撮影することがあるものの、花や木々(紅葉など)そのものを被写体としての撮影はあまりやってこなかった。しかし、年のせいか花や紅葉に萌えるようになり去年の秋に初めて紅葉を撮影に行った(汗)
そこで紅葉を撮ろうと思いネットで検索していると、ここが引っかかった。
その際に紅葉よりも梅が有名なんだということを初めて知り、時期が来たら絶対に行こうと思っていた場所。
紅葉の撮影で訪れた際は自転車で来たが、駐車場事情を調べてみたら、なっ、なんと無料!!であることが判明。
「マジか!?」初めは疑ったが、どう見てみコインパーキングのような感じではないし、どこにも係員は居ない、 堺市の公共の公園で駐車場無料なんてかなりレアな存在だと思った・・・
まあ、そう思うと同時に普段はそれほど人気な公園ではないんだろうということが裏付けられたという印象だった。
しかし!!
梅のシーズンが始まる2月初旬から、桜のシーズンであろう4月初旬は例外で有料となることがHPに書かれていた!
なるほど、この時期だけは有料ということはそれなりに期待していいのだろうと胸が高まった!
我が家からはそれなりに遠い距離なので今回は車で行くことにしたが、駐車料金は一律500円だった!時間貸しではなく1回500円のようでかなり良心的な設定。
私が行ったのは3月5日の火曜日で9時過ぎに着き、一番便利そうな駐車場に停めたがガラガラだった、しかし昼過ぎに駐車場に戻ると満車になっていたので、この時期の土日はそれなりに混んでいるのか知れない。
いざ!梅を撮影!
前述の通り、花や木々の撮影をしてこなかった私、紅葉デビューしたのが昨年の秋で、梅を撮影するのは今回が初めて。
勝手が分からず右往左往・・・
駐車場から梅林まで行く道がすでに桜並木ならぬ梅並木になっていたのでパシャッ!
初めはEF-M22mm(換算35mm)で撮っていたが、なんか中途半端でしっくりこない・・・
そこで使ったのがEF-M55-200mm(換算88mm~320mm)。
中望遠から望遠域をカバーするズームレンズのワイド端を使い圧縮効果を狙ってみた。
それなりに梅が引き寄せられ詰まった感じになり、EF-M22mmのような標準レンズで撮るよりもいい絵になったのではと思う、それに加えて懐かしい感じがしたので昭和っぽく、フィルムっぽく編集してみた。
その後もEF-M22mmを使って何枚か撮ったが、標準で風景を切り取るよりも接写気味に撮った方が良いと感じたが、接写気味でとるなら、いざとなれば寄ることができるEF-M32mm(換算51mm)の方が使いやすいと思い、 この日はEF-M22mmの出番はなくなってしまった。
EF-M22mmは開放がF2で、人物を撮る場合、よくボケて好きなレンズだが、風景を撮る場合は換算35mmで画角が狭くもなく、それほどワイドでもないので印象的な写真になり辛く素人の私にとって難しく思う・・・
そう感じるのは私だけだろうか!?
EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMで梅林をワイド撮影
と言うことで、換算35mmのレンズを使いこなすことができず、私が逃げるレンズはいつもこれ!
EF-M11-22mmです!
このレンズは換算18mm~35mmなんでいつも広角端の世話になっており、私、個人的にはEF-M11mmで十分なんですが(笑)
それでは写真を観ていきましょう!
この梅林にはHPによると「2月中旬から3月上旬に見頃を迎える様々な品種の梅が植えられている」という旨の記載がありますが、私が行ったのは3月5日なので時期的にはギリギリの日程だった。
今の時期に咲いている中で最も雄大だった木がこの個体。
ワイドレンズで撮らえるに不足がない被写体でした。
後ろにある木々が貧弱に見えますが、これはワイドレンズ特有の近くの物はより大きく見え、遠くの物はより小さく見える特徴によるもので、それほど貧弱ではありませんでした(笑)
これは「しだれ梅」という品種だそうですが、初めて目にする私にとって、かなりフォトジェニックでした。
そして、これは同じ個体ですが、少し引き気味にして、さらに編集でピンクを際立たせたら、上の写真い比べずいぶん見栄えが良くなったのではと感じています。
しだれ梅の横にあった個体と更に太陽をコラボさせましたが、あまりパットせずイマイチでした(大汗)
ゴチャゴチャし過ぎなんですかね??
しだれ梅ってのはホントフォトジェニックで離れることができません。
この作例は殺風景な感じがしますが、道に美女が居ればまた違った作品になったのではと妄想しています(笑)
この個体もけっこうな大ぶりな個体、やはり大きな木は見栄えがいいですね、この写真、初めはボチボチかなと思っていたのですが、見れば見るほど味が出るというか、スルメの様な存在で、どこが良いのかと聞かれると、自分でも説明できず困るのですが気に入っている写真です。
パシャパシャと撮っていても似たような作品になってしまうのがいつもの私・・・
それでは成長がない!と下からのあおり写真を撮ってみるとマズマズいい感じ!
この梅の花は、なにやらバラっぽく、面白いなと思い撮影してみました。
さて、この記事の最後を閉めるのはこの写真。
ワイドレンズで撮った中では一番のお気に入り、ブログの構成上一番最後の登場となりました。
「えっ、これが!?」なんてツッコミは無しですよ!
一つ前の作例と同じく「あおり」で撮った作品ですが、なんか躍動感があるというか、梅の花が降ってくるような感じが気に入っています。
また、空を青く仕上げたのも効果的かと思っています。
秋に撮った紅葉も楽しかったですが、梅の撮影も楽しいですね!今まで嵌っていなかった花や木々の撮影により一層のめり込みそうです。
次回は換算51mmであるEF-M32mm F1.4 STMの作例をご紹介したいと思います。
「荒山公園の梅林を撮ってきた②」へつづく
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