APS-C ミラーレス|CANON EOS Mシリーズを選ぶ理由

初めに

まず最初にこの記事の大前提・・・

いや、このブログの大前提として私が書く記事は素人の偏見まみれになっている恐れがあります、よって鵜呑みにするのは大変危険ですのでご注意下さい!

博士
そう、その通りじゃ!

またソニーやフジのことも書いていますが、使ったことがあるミラーレスカメラは現在のメインカメラであるキャノンのEOS M3だけです。

よってソニーやフジのカメラにおいてはネットの情報を集約し、その上で私の出来が悪いCPU(脳)で解析した情報ですので現実とは大きくかけ離れている恐れがあります。

まあ、マンガのつもりでお読み下さい!

イカ先生
そうそう!マンガのつもりで読んでや~!

何ゆえにAPS-C

私はコンデジ時代からキャノン推しでした、何が好きだったと言えばキャノンの発色、私はRAW現像はしたことがなく、いつもJPEG撮って出しなので、いきなり綺麗な色を出してくれるキャノンの虜になりました。

なのでミラーレスを買う時も当然キャノンをチョイスする方向で検討に入りました。

しかしミラーレスに関してはキャノンは大きく出遅れており、私の印象ではミラーレスを世に知らしめたのはオリンパスのペンでした。

テレビCMでもよく流れていたし、一瞬ペンを購入しようと思った時期もありましたが、結局、ミラーレスは購入せずキャノンのG10というコンデジを購入し使っていました。

その理由はやはりキャノンの発色を期待しての購入でした、それと高級コンデジという言葉にも引き付けられました。

しかしながら今の知識があれば、価格差もそれほどなかったと記憶しているので迷わずオリンパスのペンを買ったことでしょう。

前述の通りキャノン推しの私はコンデジといえども高級コンデジを謳っているG10に過度の期待をかけてしまっていました。

しかし、絞りを開放(F値最小)にして撮影しても思ったよりもボケない、えっ、なんで??

元々、銀塩一眼(フイルム一眼)を使っていた経験から絞りを開放するとボケることは知っていましたが、その当時はセンサーサイズなんて知識がなく1/1.7型のセンサーのG10よりもマイクロフォーサーズのペンの方が簡単にきれいなボケを出せるなんていう理屈も全く知りませんでした・・・

ひろ
知識不足でした(汗)

その経験から色々調べるとセンサーサイズの大きさがボケに影響してくることを知り、さらにマイクロフォーサーズ<APS-C(センサーサイズ)ということを知りEOS M3の購入に至りました。

まあ、更に大きなフルサイズセンサーというものがありますが、当時ソニー以外にフルサイズミラーレスはなく一眼になるとカメラがデカく、また価格も高いので検討の余地はありませんでした。

ということで私にとって、価格とカメラ本体の大きさ、出てくる絵の良さという意味で一番バランスが取れているセンサーサイズがAPS-Cなんです。

タコ先生
長く書いた割にはありきたりの情報ですやん(笑)

キャノンの現状

やっと本題です。

デジイチというジャンルではキャノンVSニコンという2大巨頭を築いていますが、キャノンにとってもニコンにとってもミラーレスカメラは弁慶の泣き所・・・

博士
両巨頭とも最近フルサイズミラーレスを投入してきたので、これからじゃぞ!!

兎に角、キャノンはミラーレス組の後発で初代のEOSMや2代目のM2なんてレビューを見ると他のメーカーに比べ悪いこと悪いこと・・・

その大きな理由は1にも2にもAF性能が悪いということ。

まあ、Mしかり、M2しかり、まったくキャノンの本気感が感じられずレンズが交換できるコンデジっていう印象でしたから・・・私が持っているM3も相変わらずのAF性能ですが、露出補正ダイヤル、簡易バウンス撮影ができるストロボ、チルト式の液晶が搭載され、やっと、やっと同じくAPSーCミラーレスを展開するソニーやフジの周回遅れ程度までは追い付きました・・・

イカ先生
そこまで言うか、ホンマにキャノン党かいな??

でも、2018年に入り、キャノンの大人気ブランド、EOS KISSの名がMシリーズに命名され、一気に前進!

映像エンジンはDIGIC 8を搭載、その性能はキャノンミラーレスの最上位機種であるM5も凌駕するとの呼び声が高く、また動画撮影をする方には評判のバリアングル液晶搭載で、クロップされるとはいえ4K撮影にも対応してきました。

これで価格が高ければ驚かないが、なんとボディーの価格が価格コムの最安で5万円台という破格の安さ・・・

まだまだ、ソニーのα6500やフジのX-T3には及ばない部分はあるが、周回遅れ状態から完全に背中が見えてくる位置までやって来たというのが私の印象です。

ひろ
繰り返しますが実売価格が5万円台ですよ・・・

個人的に即買いしたい思いがあるのですが、2つだけ不満が・・・

  1. 私は露出補正を多用しますが露出補正ダイヤルが装備されておらず液晶を見ながらの操作になること。
  2. バッテリーが私が持っているM3やM5、M6のタイプと違い、少し容量が少ないタイプだったこと。
ひろ
4K撮影時に画角がクロップされることを問題視される方も居られますが、フルHD撮影しかしない私にとって、この2点さえ改善されておればパーフェクトだったんですがね~。バッテリーに関しては上位機種と差別化の為に仕方なかったのでしょうか・・・

キャノンはEOS KISS Mをエントリーモデルと位置付けているので、最上位機種のM5 MarkⅡの登場が待ち遠しい毎日です、期待せずにはいられません!

ライバルのソニー、フジについてサクッと!

多くの分野において、技術の最先端を走り続けるソニーだが、カメラにおいても例外ではない。

コニカミノルタがカメラから撤退しαを継承したソニー、その後デジタル一眼を捨てミラーレス1本に絞り、いち早くフルサイズミラーレスに着目したところが如何にもソニーらしい。(まだソニーもデジタル一眼を売っていますが・・・)

ソニーのカメラを一度たりとも使ったことはないが、私が知りえる情報を集約すると、出てくる絵、つまり画質は個人的主観があるので賛否があるとして、機械そのものの性能はソニーが1歩リードしていると考えている。

そしてフジはレンズラインナップがかなり充実している、またミラーレスの最良センサーサイズをAPSーCと認識しているのか、高級機も存在するし画質を評価する声も多く聞かれる。

スペック的にも優秀でそこにこだわっている感のあるソニーをも上まっている部分が多いのがX-T3、しかし、その分価格も抜群に高い。

再びキャノンについて

AF速度、連写性能

よく口コミでキャノンについてみられるコメントは「AF性能が悪く、連写速度が遅い」というもの。

α6500はそもそもAF性能にも連写性能にも定評があり、X-T3もソニーに遜色ないレベルだし暗所はそれ以上ではないかと考えています、そしてキャノンですが連写速度に関しては、少し劣るものの、ソニーやフジがAF追従で秒間11枚であるのに対しキャノンは秒間7.4枚(EOS KISS M)と劣りますがカメラの価格差を考えると妥協できるレベルまで追い付いている。

あと、闇雲にスペックのみを上げて、実際に使うと全然ピントが来てないより、控えめなスペックでもいいのでAF精度を上げる方が結果的にはいい写真が残るので個人的にはこれくらいで十分と考えています。

博士
AF性能はM5以降の機種はデュアルピクセルCMOS AFが搭載され、M3に比べてかなり進歩しているらしいぞ

特に子供を撮る機会が多い私にとってサーボAFの性能は気になるところですが、EOS KISS MからDIGIC 8の導入でフラッグシップ機のM5よりも更に進化したという声も聞こえてきており、仮に両メーカーに劣っていたとしても以前のように周回遅れではなく既に背中を捉えている状態でそれほど大差ないと確信しています。

動画性能

そして動画性能ですがソニー(4K30 fps)やフジ(4K59.94 fps)は4K撮影が可能でキャノンもEOS KISS Mで4Kに対応したがフレームレートが23.98 fpsでさらに画角が1.6倍クロップされる仕様とのことで少し引き離されている印象があります。

しかし私の場合は4K撮影をしないのでこのあたりの性能差は全く気になりません。

レンズラインナップ

そうそう、キャノンのミラーレスを考える上で避けて通れない問題があります、それは両メーカーに比べて圧倒的に対応レンズが少ないこと・・・

EOS Mシリーズ(EF-Mマウント)はマウントアダプターを介してデジタル一眼用(EFマウント)のEFレンズとEF-Sレンズ(APS-C専用)を使用することが出来ますが、マウントアダプターを使用すると当然システムが大きくなります、小型を重視する私にとって大きなマイナスポイントとなり、ここはかなり残念です。

キャノンを選ぶ理由

上記の通り、ソニー、フジ、キャノンを比較するとキャノンはかなり追いついてはきているが、両メーカーにまだ劣っている部分が多いのではと考えています。

なのになぜキャノン??となりますよね。

先に結論から申し上げると私がキャノンを選ぶ理由はトータルバランスです。

価格面について

まず、カメラ本体の価格ですが、2018/10/7時点でXT-3が16万円台、α6500が10万円台、M5が7万円台、KISS Mが5万円台となっており、キャノンのコストパフォーマンスの高さは抜群です。

操作性は無視するとしてカメラそのものの性能ではM5よりもKISS Mの方が上と考えているので、今どちらかを買うのなら間違いなくKISS Mを購入します。

そうなると、価格の差はフジとなら約11万円、ソニーとなら約5万円となり、性能差と価格のバランスを考えるとKISS Mが最高のカメラに思えてきます。

レンズについて

そしてEF-Mマウントのウイークポイントであるレンズラインナップの少なさについてですが、ここはやはり残念なところです、しかしキャノンのEF-Mマウントのレンズはどれもこれもコンパクトで好感が持てます。

私が持っているEF-Mレンズは

EF-M22mm F2 STM

EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM

EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM(廃番)

EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM

の4本ですが、前述の通りどのレンズもコンパクトで、小型を意識している私にとって最高のレンズたちです、そして安くてコンパクトなのに、どのレンズも写りがよく、そのあたりは非常に満足しています!

博士
防塵・防滴やズームでF4通しなどはないが、しっかりツボを押さえており、両メーカーに比べ求めやすのう。

また、ソニーやフジに比べ圧倒的にコンパクトなのじゃ!それなのに写りがいいと評判じゃ!

将来的にEF-M32mm F1.4 STMを買い足し、その後か前かは分かりませんがEF50mm F1.8 STM(マウントアダプター使用で)を買えば私の中でのEOS Mのシステムはコンプリートです。

結論

長々と書いてきましたが、カメラ本体の性能と価格、そしてレンズの性能、大きさ、価格とトータルバランスで一番優れているのがキャノンと考えており、それが私がキャノンを選ぶ理由です。

現状、M3のサーボAFの性能に不満を感じている私にとって、M5 Mark2の登場は本当に待ち遠しいです。

早く発表されないかな~~。

ひろ
「デュアルDIGIC8搭載・EOS M5 Mark2デビュー」なんてなるといいですね。

あっ、キャノンさん、価格はα6500程度で抑えて下さいね!!それ以上だと買えませんから(涙)

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