はじめに
南光自然観察村のレビューは別エントリーのサイト編と本エントリーのフィールド&施設編で構成されています、合わせてお読みいただければ幸いです。
フィールドについて
この記事ではキャンプ場隣接の川や場内のアクティビティ、炊事場やトイレ、お風呂等の施設、設備に関するレビューをさせて頂きます。
川
まずは夏場のファミリーキャンプにおいて、このキャンプ場の目玉となる川についてレビュー致します。
上のグーグルマップをご覧いただければ、川が2つあるのが分かると思いますが、上側が千種川の本流で下側が支流となります。
キャンプ場チェックインの際に川で遊ぶ場合は本流に行かないよう案内がありました、本流はそれなりに水量があるので危険が伴う為、注意喚起しているものだと思われます。
私たちが訪れた時の支流の水量はこんな感じとなっており、小学校高学年の子たちなら膝くらいの水量でした。
場所によって深いところもあるかも知れませんがしっかり泳げるような深さはなかったと記憶しております。
この日の水量なら、「まあライフジャケットも着てるし大丈夫か」と判断し、上の子たちはある程度ほったらかしで遊ばせていました、しかし 、下の子(未就学)たちは、もし転んだりしてパニック状態になったら怖いので親が付きっきりで見てあげていました。
上の子たちはたくさんの小魚をゲットしていました。
あと前日、あるいは数日前に大雨が降ったりしている場合は水量が増えている可能性が高いので気を付けなければならないと思います。
この写真は12月に撮った写真なので季節感がバラバラで恐縮ですが、6月末から7月初旬にはホタルが見られるそうです。
ハンモック広場
このキャンプ場で自然を相手に楽しむなら、川に尽きるのですが、それ以外にもハンモック広場たるものがありました。
これまた冬の写真なので閑散としており、非常に分かり難いのですが気の周りに数本の鉄柱があり、その鉄柱にハンモックを吊るし楽しむことができます。
ハンモックは管理棟にて有料でお借りすることができます、私たちがお邪魔したのは9月の3連休でしたので、繁盛しておりギリギリお借りすることができましたが、繁忙期に借りようかどうか迷っている際は早めに決断された方が良いかと思われます。
タイヤの遊具
レビューするまでもない単純なタイヤの遊具でしたが、「こういうのもあるよ」という意味で一応写真を載せておきます。
単純なタイヤの遊具ですが、ここもひっきりなしに子供が居たので無いよりは有る方が良いのかなと思いました。
施設、設備について
フィンランドサウナ
2018年12月にお邪魔した際に親切なスタッフのおじさんからフィンランドサウナについても色々レクチャー頂きました。
この様に川の横に建てられており、意図としては川で遊んで冷えた体をサウナで温めるとおっしゃっておられました。
建物の外側にはシャワーが備え付けられており、川で遊んだ体を流してからサウナに入るようです。
さて、フィランドサウナという聞き慣れない言葉ですが、どんなものなんでしょうか?
サウナの中に入ると薪ストーブの様なものがり、薪に火を点けるとストーブに載っている石が熱せられ、その石に水をかけて熱い蒸気を発生させ温まる仕組みのようです。
スーパー銭湯なんかにある「ローリュー」というものと似たようなものかも知れませんが、「ローリュー」は水蒸気を発生させてから大きな団扇で扇ぎますが、団扇の備え付けが無かったので、フィンランド式サウナというものは扇がないと思われます。
詳しくは各自でググって下さい。フィンランドサウナ 使い方
サウナ棟にはクールダウンの為でしょうか?テーブルが備え付けられてありました。
これまでフィンランドサウナについては無関心でしたが、おじさんからのレクチャーにより色々と考えられていることが分かり、真夏でななく季節の良い時期に利用したくなりました。
お風呂
私がこのキャンプ場を気に入っている理由がお風呂!
近年、お風呂があるキャンプ場は珍しくなくなりましたが、ここはメンテナンス時以外はいつでも入浴可能なんです!しかもタダ(無料)!
特に朝起きてすぐにお風呂に入れるのはこの上なくありがたい!
私が大好きなハイマート佐仲も無料でお風呂に入れますが、15時から入浴可能で夜は何時かは忘れましたが閉まりますし、もちろん朝風呂に入ることは出来ません。
私の知る限りメンテナンス時以外いつでも入浴可能なキャンプ場はここしか思い当たりません。
脱衣場はこんな感じです、ここはサイトやコテージが数多くあるので混みあう時期は狭く感じるかと思います。
湯船は大人なら6人程度まででしょうか。
洗い場は3つなので、湯船に6人、洗い場に3人と想定すると個人的には9名マックスと思っています。
脱衣場のところでも書きましたが、このキャンプ場のキャパから考えると圧倒的に狭いことになりますね。
でも良いんです!メンテナンス時間以外いつでも入れるので必ず空いている時間はあるはずです!もし夜入り損ねても朝一に行けば空いています!
私がここを利用する際は最低でも夜と朝入り、ソロで利用した時は夜2回、朝1回入らせていただきました!本当にうれしいキャンプ場です!
ピザ窯
フィールド内にはピザ窯があります。
外見上はかなり年季が入っているように見えますが、ネット情報によると使えるようですね!
使用料は100円と別途薪代300円だそうです!良心的なお値段ですね!
炊事棟
場内には炊事場が2か所設置されています。
中央にはステンレスのテーブルが設置されていて、何かと役に立ちます、また、きれいに掃除されていて気持ちよく使えます。
すべての蛇口がという訳ではありませんが、所々お湯が出ます!寒い時期にキャンプする際は本当に助かります。
トイレ
トイレも綺麗に掃除されており気持ちよく利用できます!
ウォシュレット付きのトイレもありました!ウォシュレット派の私にとってポイントが高いです!
自動販売機、販売品
自動販売機が設置されています。
また、薪はもちろんのことHPによると氷や着火剤、カセットボンベ等が売られているようです。
おすすめポイント
私にとってこのキャンプ場は3指に入るお気に入りキャンプ場!
その大きな理由はお風呂、お風呂は温泉ではなく、また浴槽はステンレス製で趣きには欠けるものの、そんなことは全く問題ではなくなる「ほぼいつでも入浴可能」という条件、重ね重ねありがたいです。
年のせいか、家でもそうですがキャンプ場でも大体6時台には目が覚めます、その目覚めた瞬間に風呂に行ける幸せがキャンプ場で味わえるなんて本当にありがたい。
サイトはフリーサイトもオートサイトもあり、その時の気分や条件で使い分けもでき本当にいいキャンプ場だなと思います。
あと細かいところを話すとトイレはウォシュレット、炊事場はお湯が出て、オートサイトは電源利用可、そして子供が遊べる川もあり、ファミキャンの全部入りですね!
それと繁忙期だけかと思いますが、キャンプ場でのイベントが充実していること。
9月の3連休に行った時は、割り箸や竹、ゴムなんかを使った昔ながらのおもちゃ作りがあったり、川以外でも子供を飽きさせない工夫が嬉しいですね。
また小さな子供でも楽しむことができるイベントもあり、がんばっているキャンプ場だと感じます。
ここの存在を昔から知っていましたが、もっと早くに利用しておけば良かったと後悔しています。
マイナスポイント
いつも書かなければならないことですが、「綺麗に整備されているキャンプ場=ワイルド感に乏しいキャンプ場」となり、こればかりは仕方ありません。
それでもここは周りに自然がそこそこある環境なので、ワイルド感はないものの最低限の自然に触れ合うことは可能です、しかしながら薪を拾えるような環境ではありません。
あと、まずまず大きな「道の駅ちくさ」はあるものの、近所にスーパーはありません、スーパーは中国自動車道の佐用インターもしくは山崎インターの辺りまで行かないとないので車で20~30分走らなければなりません。
なので買い物は行きしなに済ませておく方が効率的かと思います。
以上で南光自然観察村 レビュー(フィールド&施設編)は終了です。
南光自然観察村 レビュー(サイト編)も合わせてお読みいただければ幸いです。
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